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田舎歯科医の生涯研修日記---若きデンティストへ

医療は生涯研修の道です。地方で開業することは最新の医療から取り残される不安があります。地方で開業を予定している志の高い若き歯科医師へのメッセージです。
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歯科医師と専門分野

病気をして病院にかかる際、目が痛ければ眼科、足を切ったら外科を受診しますよね。
では、子どもが熱を出したら何科でしょう?  はい正解です、小児科です。

 それでは、
虫歯が出来たら? 歯科です。
子どもの虫歯は? 小児歯科です。
歯並びを治したかったら? 矯正歯科です。
親知らずを抜いたり、腫瘍を取ったりする際は? 歯科口腔外科です。

歯周病の治療は歯周病科。
インプラント治療は歯科インプラント科です。

 しかしこの二つは歯科大学病院を受診すれば科が有りますが、一般開業医では見つけることが出来ません。
それは厚生労働省から標榜が認められていないからです。
 代わりに、歯周病専門医という表示が認められています。ただ全国で900人ほどしか有資格者はいません。
成人の60%が歯周病と言われている現状では少なすぎて専門的な治療を受ける機会は限られています。

 インプラントの専門医も同じように全国で1000人程度、地方では専門医資格のない一般医の先生が患者さんに希望されやむなく手術をなされているのが現状です。
それに伴い、インプラント手術に関わる死亡事故や訴訟が多発しているのはマスコミ報道でご存知と想います。

 歯科医師免許があれば治療を行う事は違法ではありませんが、若い先生方は地方の窮状を理解して是非この分野の専門医をお取りになり、地域の患者さんの期待に応えられるように目標を持って頑張って下さい。
 歯科医師は過剰と言われていますが、歯周病やインプラントの専門医は地方ではまず皆無です。
 ちなみに長崎県北地区で歯周病専門医は2名、インプラント専門医に至っては長崎県内でわずか4名です。

 がんばれ、ヤングデンティスト!!
[ 2012/11/04 12:02 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)
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